33.5年の想い
先週末9月1日は、勤めている会社の最終出社日でした。
高校卒業後、すぐに親元を離れ、予備校を経たのち、大学卒業と同時に入社した会社。
なんとか33.5年勤めましたが、諸般の事情で、この度、早期退職することにしたのです。
正式な退職日は、9月30日。
入社以来、休みという休みもあまりとってこなかったので、最後に1ヶ月間の公休をいただくことにしました。
今年は、入社後初めて?夏季休暇もしっかりとらせていただきましたので、続けて休むようでなんか申し訳ない気持ちです。
色々な想いや空虚感が錯綜する中、親のためにも、妻のためにも、自分のためにも、思い切って早期退職を決断。
人生で大事するものの価値観が変わってきたのだと思います。
そのため、なんとしても9月末までにお金のかかることは全て精算してしまいたかったのです。
最近、断捨離を始めたのもそれが理由です。
親への感謝、妻への感謝、これまで協力・応援していただいた方々への感謝・・・挙げればキリがありません。
周囲に気を使わせないようひっそりと退職しようと思っていましたので、ギリギリまで社内外の方に退職の報告をせずにいました。
しかし、どこから話が漏れたのか、最終出社日の当日は、たくさんの方々から、挨拶やご連絡をいただき、送別の品までいただきました。
更に、9月以降出社をしなくなっても、せめて送別会(感謝の会)だけはさせて欲しいと言われ、実家に戻る期間以外は、土日も含めて全て送別会(感謝の会)を設定いただきました。
本当に有難いお話です。
これまではかなり偏った仕事大好き人間でしたので、まさか私が早期退職するなんて、誰も想像だに出来なかったのだと思います。
今後のことはまだ何も考えていませんが、少し充電期間をおいて、その後は日本を強くするために何か寄与できることをしたいと思っています。
もちろん、これまで二の次だった、母親や妻を大事にする時間も、もっと作りたいと思います。
人生は一度しかありません。
そして残された時間は有限です。
私には、お金よりも大事なものがあります。
これから先、あとあと悔いのない人生にしたいものです。