お礼参り
先日、立川市にある阿豆佐味天神社・立川水天宮を参拝して来ました。
以前から、周辺をよく車で通りがかり、気になっていた神社。
阿豆佐味天神社のご祭神は、医薬・健康・知恵の神として名高い少彦名命(すくなひこなのみこと)、文学・芸術の神 天児屋根命(あめのこやねのみこと)のお二柱だそうです。
この日は、少し肌寒かったのですが、お宮参りや七五三で来られているご家族がたくさんおられました。
お爺ちゃん、お婆ちゃんと、若夫婦・お子さんが、仲睦まじくお参りされている姿をみると、日本人でよかったなぁとつくづく思います。
まずは、阿豆佐味天神社の本殿を参拝させていただきました。
阿豆佐味天神社・立川水天宮は、神さまを崇敬し、神の恵みに感謝し、心からお参りされる方のための参拝施設とのこと。
そのため、長時間の撮影や商行為の撮影は禁止。
もちろん、ペットの境内入場も禁止です。
さて、実のところ阿豆佐味天神社には今回が初めての参拝。
なのに、目的はお礼参り???
理由は以下の通りです。
先日、阿豆佐味天神社の境内社の蚕影神社(こかげじんじゃ)が、別名「猫返し神社」と言われていることを知りました。
なんと、ジャズピアニストの山下洋輔さんが命名されたそうです。
蚕の天敵はねずみのため、猫を守り神にしているところから、「絵馬」に願いを書いたら、無事に猫が帰ってきたという報告が多く寄せられ、「猫返し神社」と言われるようになったとのこと。
実は、我が家に来ていた野良猫の「政宗」が、最近とんと来なくなりました。
最後に見かけた時は、後ろ足を怪我して引きづっていましたので、何かあったのでは?と思いずっと気になっていました。
そこで、休日にこちらに参拝に行こうと話していた矢先、ひょっこり庭に現れたのです。
という訳で、初めての参拝にも関わらず、早速お礼参りに来させていただいたという次第。
境内には、殉国慰霊碑も建立されていました。
第一次世界大戦、第二次世界大戦の立川市砂川における戦没者や戦災死者の霊を慰めるために建てられたものだそう。
今の我々が平和に過ごせているのも、先人の方々のおかげです。
心から手を合わせて、ご冥福をお祈りいたしました。
この日は扉が閉まっていましたが、神楽殿もありました。
奉納演芸会 神楽や舞踊など郷土芸能が奉納されるとのこと。
格式の高い立派な神社ですね。
今回は、ひょんなことからお礼参りのきっかけを頂きましたが、次回は普通に参拝させていただこうと思います。
ありがとうございました。