いも農家のカフェ
休日に知らない道を探索していたところ、埼玉県の三芳町で「いも街道」という通りに遭遇しました。
どうやら、いも農家が沢山ある通りのようです。
その通りでひと際目立つ農家がありましたので、早速訪れてみることに・・・。
敷地にはいると、すでに車が何台か駐車されており、民家を改造したカフェや直売所などが立ち並んでいました。
富の川越いもが有名だそうで、箱買いや地方発送も出来るようです。
私たちは、まず気になるカフェへ向かうことにしました。
入口からして小洒落た建物で、店内には沢山のお客さんが食事をされています。
実はかなりの人気店だそうで、予約しないとなかなか入れないとのこと。
しかし、私たちが訪れた時は偶然にも席が空いていたため、店内に案内していただけることになりました。
店内は、食事スペースと喫茶スペースに別れていました。
私たちは既にお昼ご飯を食べた後でしたので、喫茶で利用させていただくことに。
なんとも落ち着く雰囲気です。
私たちが座った席からはこんな感じで竹林が見えました。
農家の裏庭という感じですね。
古い日本家屋を改装した喫茶店ですが、凄く味わいがあります。
メニューはこんな感じ。
もちろん、おいもを中心とした料理やデザートが充実。
単品だけでなく、セットメニューもあり、
- デザートセット1,100円
- いも丼+ドリンクセット1,300円
- おいも農家の利きいもセット700円
等、どれも魅力的。
私たち夫婦は、無難にデザートセットをチョイス。
4種類とも、全てさつま芋のデザートです。
どれも、素朴なお味で美味しかったぁ〜。
飲み物は、デザートセットに付いているアイスコーヒーと、追加でカフェ・オ・レを注文。
コーヒーも店内で丁寧にいれられており、美味しかったです。
ちなみに、私たちがお邪魔している間も、何組か予約なしで来店されるお客さんがおられましたが、残念ながら席がいっぱいでお断りされていたようです。
しかし、そのような方には店入口で販売されていた人参をお詫びに渡されるなど、農家ならではの気遣いをされていたようで、凄く好感が持てました。
都心のカフェでは、見かけない光景ですね。
喫茶を済ませた後は、外で販売されていた焼きいもが気になって覗いてみました。
それもそのはず、こんな竈門で焼かれているんです。
気にならない訳がありません。
竈門の中はこんな感じ。
既に、おいもは全て竈門から取り出してしまった後とのことでしたので、残念ながら焼いている最中のお姿は見ることが出来ませんでした。
しかし、せっかくですので、本日の焼きいも2種類を購入させていただくことにしました。
一つ目は、「むさしこがね」という品種。
こちらは、ほくほく系のおいもだそうです。
ちなみに、テレビでは12月頃においも特集などが放映され、沢山のお客さんが買い求めに来られるそうですが、旬としては、もう少し遅い時期の方が美味しいとのこと。
もう一つは、「むさし金時」という品種。
こちらは、しっとり系のおいもだそうです。
自宅に戻ってから、早速食べ比べてをしてみましたが、どちらも栗のように美味しいおいもでした。
ご馳走様です。
帰りは、今年最後?の桜を見ながら、こちらの出口からおいも街道に出て、自宅に戻りました。
まだまだ、おいも街道は散策する場所が沢山ありそうです。
また、来てみたいと思います。