経営理念に感銘
久しぶりに、びっくりドンキーを訪れてみました。
実は、約20年ぶり。
最近のファミレスやファーストフードは、あまり行くことがなくなっていたのですが、今回ばかりは違います。
なんと、びっくりドンキーは、お客様満足度はずっと上位で、2020年にはなんと飲食総合部門で1位。
しかし、売上は年々降下。
しかもコロナ前からかなりの赤字に陥っているという動画を発見したからです。
普通はお客様満足度が高ければ、売上も利益も上がるはずなのに・・・。
これはただ事ではありません。
どうやら赤字の原因は、お客様に喜んでもらうための拘りが半端ないという、びっくりドンキーの社長の素晴らしい経営方針にあるようです。
例えば
- 人件費をケチらず一店舗あたりの従業員数も他のファミレスと比べて多い
- 主役のお肉は、成長ホルモンを使わず、指定牧場で放牧し、出荷時も冷凍することなく、鮮度と安全性を維持
- さらに米や野菜は除草剤や農薬の回数を減らした安全性の高いもの
- コーヒーは原料の豆を海外から直接仕入れ、日本の自社工場で焙煎し、各店舗で一杯づつ挽いていれる
等、あげ出すとキリがありません。
加えて、少しでも安く提供しようと、利益率を抑えたお値打ち価格で頑張っておられるそうです。
昨年からは、コロナ禍でさらに打撃が増加。
これは、少しでも協力しないわけにはいきません。
今回は、期間限定のいろどりセットを注文。
ハンバーグやお米、野菜が美味しいのは言うまでもありません。
なんと、お味噌汁まで半端なく大きいです。
しかも、なめこ汁でした。
デザートはミニソフトかドリンクを選べましが、私は拘りの豆・焙煎で一杯づつ挽いていれたシングルエステート珈琲をいただくことにしました。
こちらも、クレマの立つ素晴らしく美味しいコーヒーです。
しかも、大きさも普通のコーヒーの1.5倍〜2倍はあるのではないでしょうか。
また、店舗の衛生管理も素晴らしいです。
さらに、従業員数も減らさず適正な人数が配置されていますので、あらゆる面で気の利く対応ばかり・・・。
帰り際には、自社工場で焙煎したコーヒーまでお土産でいただきました。
これだけのサービスや安全性を提供しているにもかかわらず、価格を抑えているのでは、確かにお客様満足度は1位でも、利益はなかなか上がらないはずです。
昔の日本のレストランってこうだったよなぁ〜と思い出しました。
こういう日本企業に勝ち残って欲しいものですね。
私も、非力ながらこれからは毎月少しでも協力していきたいなぁと思います。
私は、びっくりドンキーを応援します!