FairWind-Weblog

趣味のギターに加え、美味しいお酒やドライブなど、普段のなにげない日常生活を自然体で綴ったブログです。

あたらし みなかみ(1)

滞在初日

あたらし みなかみ

あたらし みなかみ

先週末、群馬県水上温泉にある「あたらし」というホテルに行ってきました。

私は、今回が生まれて初めての水上温泉

数日前から、子供のようにこの日を待ち侘びていました。

行きは、東京から約160kmの距離をいつも通り一般道で「てくてく」とドライブ。

一般道で知らない街を通ると、必ず新たな発見があるもので・・・。

これがまた結構楽しいのです。

あたらし みなかみ

あたらし みなかみ

家を出たのは朝9時前でしたが、ホテルに到着したのは15時を少し過ぎた頃。
いくらゆっくり寄り道をしながら向かったとは言え、約6時間の長距離ドライブ。

さすがに疲れました。

「あたらし」は、2022年にできたばかりのホテルで、外観からして斬新。

屋号通り、あらたな体験(おもてなし)を感じられる予感がしますね。

期待に胸を膨らませ、いざチェックイン。

あたらし みなかみ

あたらし みなかみ

フロント前のロビーには、ウエルカムドリンクが置いてあり、自由にいただく方式。

また、必要なアメニティはフロント前のディスプレイから自由に選択して、お部屋に持ち込みます。

至れり尽くせりの昭和の温泉宿とは異なりますが、これはこれで現代風にアレンジされたサービスで良いかも。

チェックインが終わり、フロントの先にあるデッキに出てみると、雄大利根川の渓流が一望できました。

この景色こそが、水上温泉の良さ。

現代風の建物と、古き良き自然の一体感がなんとも言えません。

あたらし みなかみ

あたらし みなかみ

お部屋はこんな感じで、至ってシンプル。

しかし、質感もよく居心地の良いお部屋です。

お部屋は決して広い部類ではありませんが、必要にして十分だと思います。

あたらし みなかみ

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さらに、各お部屋には露天風呂がついていました。

このお風呂がまた最高。

床に敷き詰めてある石は、厚さ3cmはあったでしょうか。。。

足の踏み心地も良いですし、高級感も満載で大満足。

あたらし みなかみ

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お部屋のベランダからも、利根川の渓流が見えました。

川の水は綺麗な緑色。

川の水が、いかに綺麗に澄んでいるかがよく分かりますね。

あたらし みなかみ

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晩御飯は18時半からを予約。

少し時間がありましたので、ホテルの前にある水上温泉の商店街?を歩いてみました。

噂には聞いていましたが、今やほぼシャッター街になっていました。

昔懐かしい昭和の面影はあるものの、8割がたのお店や旅館・ホテルは閉店。

ここ数年の観光業の大変さをリアルに感じた瞬間でした。

あたらし みなかみ

あたらし みなかみ

18時半になり、晩御飯をいただきに1Fのレストランに向かいました。

中は、ウッディな室内が広がります。

しかも、壁一面のガラスから見える大自然が最高です。

老舗旅館とは一味違うモダンなレストランでした。

あたらし みなかみ

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席に着くと、テーブルの上にはメニューが置いてありました。

この日の料理は、前菜、サラダ、スープ、魚料理、肉料理、パン、デザートのコース。

この景色を見ながらディナーをいただくのですから、美味しさも倍増ですね。

あたらし みなかみ

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私達夫婦の席は、ちょうどデッキの真向かい。

景色的には特等席?で食事をいただきました。

飲み物は、テーブルの上にあるQRコードから注文する形式。

人件費削減の工夫もしっかりされているようでした。

あたらし みなかみ

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私が注文した飲み物は、日本酒。

冷酒がとっくり一本で650円と良心的。

フルーティなお味ですが、甘過ぎずキレの良いお酒でした。

シェフのセンスの良さを垣間見た気がします。

あたらし みなかみ

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最初にいただいたのは、前菜とサラダ。

特に、海鮮5種に生トマトのジュレと白葱のムースがついた前菜は美味。

日本酒によく合いました。

あたらし みなかみ

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お次にいただいたのは、スープ。

トウモロコシの冷製スープを洋風フラン(洋風茶碗蒸し)に混ぜていただくのですが・・・。

これがまた絶品。

お代わりをしたいくらいでした。

あたらし みなかみ

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ちなみに、パンはお代わり自由。

おそらく自家製パンだと思いますが、ほのかな甘味もあって、優しいお味。

こちらのパンも何気に絶品。

ちょうど良い温度に温めてご提供いただくなど、心遣いも素晴らしかったです。

あたらし みなかみ

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魚料理は、すずきのソーテー。

ニンニクの香りが食欲をそそる一品。

この辺りで、段々とお腹がたまってきました。

次に出てきた肉料理は、上州麦豚のロースト。

シナノレッドというりんごソースでいただくのですが、これがまた脂身までいただけるほどの美味しさ。

しかし、残念ながら、あまりの美味しさに写真は撮り忘れてしまいました。

チャンチャン。

あたらし みなかみ

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デザートは、パンナコッタでフィニッシュ。

それにしても、大満足の夕御飯でした。

ちなみに、周囲を見渡すとワインを飲んでいらっしゃる方がたくさんおられました。

メニューを見ると、なんと一杯400円。

良心的〜

次回、こちらに伺うことがあれば、今度はワインをいただこうと思います。

あたらし みなかみ

あたらし みなかみ

さて、食後は妻と再び商店街を散歩することに。

温泉街の夜ならではの街の姿を期待していたのですが。。。

残念なことに、やはり閑散とした街並みに変わりはありませんでした。

あたらし みなかみ

あたらし みなかみ

それでも、ところどころ、昭和の香りのするバーやスナックが営業しており、ほんの少し安心。

私にお金があれば、日本を取り戻すために、古き良き街並みを再現して日本の温泉街を復刻させられるのに・・・とさえ思ったほど。

思うところある一泊になりました。

翌日に続く。

aratashi.jp