旧かんぽの宿
先週末、妻と青梅市にある「亀の井ホテル 青梅」に行ってきました。
奥多摩とは言えど、いつもなら青梅市くらいの距離は日帰りドライブ。
しかし、今回は宿泊して少しゆっくりしてみることに。。。
夏休みも佳境を迎え、小さなお子さん連れのご家族でごった返していました。
そういえば、亀の井ホテルは、33年前に大分に赴任していた頃、別府にあったような・・・。
調べてみると、なんとマイステイズ・ホテルが、日本郵政から継承した「かんぽの宿」を2022年7月に「亀の井ホテル」にリブランドしたそう。
お部屋もリノベーションされていて綺麗です。
窓からは、奥多摩の清流が見えてとても落ち着きます。
ちなみに、全国に33施設もあるとのこと。
お恥ずかしながら、私達夫婦はそのことを全く知りませんでした。
各ホテルでそれぞれ特徴があるようですが、「亀の井ホテル 青梅」のご近所には、郷土博物館や重要文化財がありました。
夕食の18時半まで少し時間がありましたので、早速、散策に行くことに。。。
まずは、多摩川沿いに移設された重要文化財の「旧宮崎家住宅」を見学。
やはり、日本家屋は趣があって良いですねぇ〜。
こちらには、施設案内や管理をされている方も常駐されていました。
入口を入ると、まず土間が広がり、当時使われていた道具が所狭しと展示してあります。
それにしても、今の住宅とは異なり、見るからに作りがしっかりとしていますね。
奥の方には囲炉裏と和室がありました。
一つ一つの造作も大きく、凄く広いお宅です。
しかし、これが当時の標準的な間取りだったとのこと。
この地域は、かなり裕福だったようですね。
夕食は、大広間にテーブルが置いてあり、そこで多くの方と一緒にいただきました。
大広間の前方には、大きなステージも。
きっと「かんぽの宿」時代は、団体旅行や企業の慰安旅行で宴会用に利用されていたんだろうなぁ〜。
お料理は、一つ一つの量が少ないので、当初はこれで足りるかなぁ〜と思っていましたが、なんのなんの。
良心的なお値段なのに、先付、前菜、お刺身に加え、牛肉や鴨のつみれの鍋や鱧の天ぷらまで。
種類も多く、素材も良いものばかり。
結局、食べ終わる頃にはお腹一杯に。
とどめは、〆のお蕎麦。
なんと、こちらは十割そばでした。
よほど料理自慢のホテルや旅館でないと、十割そばが出されることはないでしょうから、かなり良心的です。
最後にデザートのスイカとマンゴープリンをいただいてフィニッシュ。
いやぁ〜、大満足の夕食でした。
ご馳走様でした。
さらに、21時から夜食として坦々麺を無料でいただくことができました。
夕食後は、お腹いっぱいで、「夜食はもう無理」と思っていたのですが。。。
不思議なもので、時間になるとお腹がすいてしまい。。。
毎月、「赤地獄」「黒地獄」「白地獄」「紫地獄」の中から月替わりで変わるそうですが、今月のメニューは「赤地獄」という坦々麺。
味もさることながら、麺がかなり細く、夜食として最適。
お代わりをしたいくらいでした。
翌日の朝食は、ビュッフェ形式。
和洋から選べましたが、私も妻も和食をチョイス。
朝からお腹いっぱいです。
自然の中で、美味しい食事と温泉を楽しみ、心身ともにリフレッシュすることができた二日間。
良い時間を過ごすことが出来ました。