Audiの初のコンパクト電動SUV
日本ではまだ発売前ですが、Audi Q4の先行試乗ができるという噂が。。。
そこで、早速ディーラーに行ってきました。
Audi Q4には、SUVタイプのQ4 40 e-tronと、屋根がスラントしたクーペタイプのQ4 Sportback 40 e-tronの2種類があります。
今回試乗できたのは、通常のQ4 40 e-tron。
しかも、S line。
なんと、色んな自動車評論家の方々が、Youtubeで乗られている車体と全く同じものでした。
これで、添付の動画コメントと自分の感じ方を正確に比較できるというもの。
ラッキーです。
Audi Q4の実物を見てまず思うのは、見た目がコンパクトであるにも関わらず意外にグラマラスであると言うこと。
EV専用設計のため、室内はAudi SUVのフラッグシップQ7よりも広いそう。
しかも、Audi初の後輪駆動の2WD。
四駆(AWD)も存在するそうですが、日本導入はされていないそうです。
また、タイヤは21インチを履いていますが、日本仕様は20インチでホイールも異なるとのこと。
さて、実際に運転した印象ですが、テスラのようにモーターのずば抜けた加速感はないものの、日常では必要十分な性能。
見切りもよく、小回りもきいて、日本の道路事情にもあっています。
内装は、プラスチック素材が多いものの、センス良く纏められ、さすがと言えるAudiクオリティ。
ハンドルはフラットボトムになっているだけでなく、フラットトップになっていました。
このおかげで、前方視界はかなり良かったと思います。
未来感いっぱいのコックピットなのですが、アダプティブコントロールがハンドルのボタンについておらず、未だにレバー式だったのはちょっと残念。
前席にシートヒーターはついていましたが、ベンチレーションがないのも残念でした。
コントロールボタンは物理式のものと静電式のものを上手く組み合わせて、メカメカしさと未来感を上手く組み合わせていました。
試乗した車は欧州仕様のため、細かい部分は日本仕様と異なるそうですが、後部座席は足元にかなりの余裕があり、実用的。
センタートンネルもないので、広々しています。
エアコンの温度調整も後部座席でできて便利。
しかし、後部座席にシートヒーターやベンチレーションはないようです。
後部座席のシートも前後調整はできず、シートを倒すのも室内から出ないとできません。
また、欧州仕様のせいかもしれませんが、後部座席にUSB端子がありませんでした。
その他は、前面や後方ライトの光り方が特徴的。
最新のライティング技術や最新の安全技術を見ると、日本車とは全く違うオシャレなセンスや技術の高さに圧倒され、間違いなく欲しくなりますね。
Audiは充電施設の整備にも余念がなく、他メーカーよりもEVへの本気度が格段に上だと感じました。
同じEVでは、国産の日産アリアと悩むところですが、買うなら、やはりAudi Q4に一日の長があるかなぁ。