思い込み
今年の夏は、かなりの暑さ。
ということもあり、7〜8月は、私が勝手に決めたかき氷の食べ比べ月間。
関東でかき氷とは言えば、絶対に外せないお店が「阿左美冷蔵」さん。
こちらは、長瀞にある天然氷で有名なお店です。
「阿左美冷蔵」さんには、金崎本店と寶登山道店があります。
寶登山道店は、秩父鉄道 長瀞駅からも歩いて行ける距離で、寶登山神社に向かう途中にあるため、観光客が多い印象。
一方で、金崎本店は、純粋にかき氷を楽しみたい人が多いように思います。
私達夫婦も、20年近く前に一度だけ金崎本店に伺ったことがあります。
当時は、まだ今ほどメジャーではありませんでしたが、その美味しさに驚嘆したことを覚えていました。
そこで、その記憶を頼りに、今回も「阿左美冷蔵」さんの金崎本店に行くことに。。。
久しぶりに伺ってびっくりしたのは、かき氷専門店から総合かき氷プロデュース店に進化していたこと。
改築されて、お店の外観もかなり変わった感じを受けました。
ここ数年、特に暑くなりましたし、かなり繁盛されたのでしょう。
良い意味でも、悪い意味でも、以前のような人情味のある田舎のかき氷店から、観光地の人気店になったという感じ。
次にびっくりしたのは人の多さ。
私たちが伺ったのは11時過ぎでしたが、既に長蛇の列。
まだ、陽射しがそれほど暑くなかったので良かったですが、この炎天下で一時間近く並ぶのは、かなり厳しいかもしれません。
まさに、体力勝負。
注文は、お店に入る前に先に行うスタイル。
道路から庭を抜けて、その場所にたどり着くまでかなり並びます。
しかし、庭や建物を眺めていられますし、トイレも庭に設置してありますので、意外に不自由なく待つことが出来ました。
写真を見るかぎり、もはやかき氷屋さんというよりは、まさに氷を総合プロデュースした甘味処という感じ。
並んでいる間に拝見する庭や建物も、特徴があって飽きません。
子供たちは、ムーミンと一緒に記念撮影もしていました。
さて、注文したのは、私が「秘伝みつ 抹茶あん」。
妻は、「氷みつ もも」。
入店前に、事前注文する形式のようですが、お金は後払いのようでした。
それにしても、お高いです。
本館をはじめ、いくつか建物があるようです。
空いた席から順に通されますので、残念ながら、狙っていた本館には入れませんでした。
席に着くと、和洋折衷の調度品が目に飛び込んできます。
明治時代にタイムスリップしたような感じですね。
程なくして、かき氷が運ばれて来ました。
こちらは、私が注文した「秘伝みつ 抹茶あん」。
抹茶は、てっきり氷にかかっている物と思い込んでいましたので、少し拍子抜け。
確かに抹茶あんが別皿にありますが、見た目にはインパクトに欠けますね。
こちらは、妻はが注文した「氷みつ もも」。
同じく、自分でみつをかけるスタイル。
しかし、どちらも氷の量が半端ありません。
以前、伺った時もこんな感じだったかなぁ?
あまりに期待が高すぎたが故に、少しギャップを感じたのも事実。
あまり、過度な期待と思い込みは良くないですね。
さて、かき氷で身体を冷やした後は、近くにある猫の保護施設に行ってきました。
笑にゃんこ王国という有名な施設です。
YouTubeで、施設の様子を24時間ライブもされています。
私たちは、少しでも運営の寄付になればと思い、実は年に数回こちらを訪れています。
この日も、沢山の猫ちゃんたちが、走り回っていました。
もちろん、生後数日で捨てられた子猫たちもいました。
写真に写っているこちらの黒い子猫。
私の腕の中でスヤスヤ寝ていましたが、帰り際にじっと見つめられ。。。
後ろ髪を引かれる思いでした。
小さい子ですから、親の温もりが欲しいのでしょうね。
私もいつかは、人や動物を問わず、なにか役に立つことがしたいなぁと改めて思う瞬間でした。