機能とセッティング
今回はStrymon IRIDIUMの機能と私のセッティングをご紹介したいと思います。
Strymon IRIDIUMには、デフォルトで3種類のチューブアンプ、3種類のキャビネット、3種類のルームサイズのアンビエントが備わっています。
これらの組み合わせで、自分好みのリアルなチューブサウンドをエミュレート出来ると言うもの。
しかも、ヘッドフォン端子やMIDIも搭載されていますから言うことありません。
<AMP>
以下の3種類からトグルスイッチで選択できます。
- Round・・・Fender Deluxe Reverb
- Chime・・・Vox AC30
- Punch・・・Marshall Plexi (Super Lead)
<キャビネット(CAB)>
アンプのタイプ毎に異なる以下の3種類のキャビネットをトグルスイッチで選択できます。
- a・・・Roundは1×12 Fender Delux Reverb、Crimeは2×12 Vox AC30 Open Back、Punchは4×12 Marshall
- b・・・Roundは1×12 Fender Blues Junior、Crimeは1×12 Custom Closed Back、Punchは2×12 Custom Open Back
- c・・・Roundは2×10 Fender Vibrolux、Crimeは4×12 Mesa/Boogie Half-Back、Punchは8×12 Marshall
また、キャビネットのIR(Impulse Response)は、Strymon Impulse Managerをダウンロードすることで、サードパーティのIRが使えます。
今はデフォルトのIRで満足していますが、いつかサードパーティのIRも試してみようと思っています。
<ルームサイズ>
フットスイッチのONを長押しすると、セカンダリーモードとなり点滅を始めます。
そこでROOMノブを回すと、以下のアンビエントに切り替えできるようです。
- Small・・・グリーン
- Medium・・・アンバー
- Large・・・レッド
自然なリバーブがかかる感じで、目の前でアンプを鳴らしているかのよう。
リアリティ感は凄いですね。
流石は、空間系に定評のあるStrymon。
さりげなくこんな機能が入っているのが素晴らしいです。
<Favoriteスイッチ>
Favoriteスイッチを長押しすることで、お気に入りのセッテイングを一つ保存できます。
Favoriteスイッチのオン・オフを切替えると、2種類のアンプサウンドが出せますので、2チャンネルアンプのような使い方も出来そうです。
更にMIDIも使えば、Favoriteスイッチのオン・オフをスイッチャーを使って足元でコントロール可能。
アンプのリターンへ直刺しをすれば、ライブでも結構使えそうな感じです。
本当によく考えられていますね。
ちなみに、私の基本セッティングが決まりましたので、黄色のシールでマーキングしてみました。
- DRIVE : 12時
- AMP : ROUND
- CAB : a
- LEVEL : 10時
- BASS : 12時
- MIDDLE : 11時
- TREBLE : 1時
- ROOM : 1時(Medium / アンバー)
このセッティングに、MXR Dnya Compをオンにすると気持ち良いですよ。