ついにFenderも
少し遅くなりましたが、2023年10月4日(水)、Fenderからアンプモデラーとマルチエフェクターの機能を統合したデジタルサウンドプロセッサーが登場しました。
Tone Master Proと言うそうです。
名は体を表すと言いますから、Fenderらしくギタートーンを大切にしたデジタル機器ということなんでしょう。
アナログメーカーらしく、シンプルな操作性も魅力。
主な特徴をまとめると
- 100種類以上のアンプとエフェクトのモデリングを内臓。
- 多彩なIRデータ、キャビネット、マイクを内蔵。
- サードパーティーのIRデータも利用可能。
- 7インチカラータッチスクリーンで直感的な操作が可能。
- 楽曲単位にプリセットできる「Song」、ステージ単位に楽曲の順番をセットできる「Setlist」モードを装備。
- 60秒のステレオルーパー機能を搭載。
- 他のペダルが外部接続できるエフェクトループを4つ装備。
- USB-CやMicroSDカードの利用可能。
- 専用のTone Master Pro Controlアプリで、プリセットの編集、シェア、ダウンロードが可能。
- スマホやタブレットからBluetooth経由でオーディオストリーミングが可能。
- ステレオ1/4インチヘッドホン端子を装備。
- 500種類のユーザープリセット。
- 専用のTone Master Pro Controlアプリで、クラウド上にある数千種類のプリセットを利用可能。
要は、アンプモデラーとマルチエフェクターの機能を統合したデジタルサウンドプロセッサーということですね。
老舗大御所のFenderが、ついにこの手のデジタル機器に本格的に参入したのですから、これは気にならない筈がありません。
Youtubeのサウンドを聞く限りは、音も太く、サウンドもかなり良さそう。
さすがは、アナログ機器を長年作ってきた会社が持つ、本家のサウンドノウハウが詰め込まれているという感じ。
この手の機器は、Line 6に始まり今や大激戦区。
デジタル機器ですから、技術も日進月歩。
どうしても、最新機器に分があります
しかし、これまでのメーカーはデジタルメーカーがアナログサウンドに似せて作られたものが多いかと思います。
そういう意味で、今回はアナログメーカーが本気で作ったデジタル機器。
これは大注目ですね。
一度、弾いてみたいものです。