世代交代の予感?
近年、ギターだけでなくエフェクターも積極的に展開しているFenderから、3種類のパワーサプライが発売されました。
- Fender Engine Room LVL5 Power Supply(9V・500mA端子 5個)
- Fender Engine Room LVL8 Power Supply(9V・500mA端子 8個)
- Fender Engine Room LVL12 Power Supply(9V・500mA端子 12個)
筐体はグレーのアノダイズドアルミニウムで出来ており、堅牢かつ高級感があります。
Strymon ZumaやStrymon Ojaiの爽やかさとは異なる落ち着いた雰囲気を感じますね。
電源はそれぞれ独立した9V・500mAの端子ですが、各々の端子に設置されたLEDが緑に色に光ることでで電力消費がわかるのもGoodです。
グローバル電源(100-240V AC、50/60Hz)を採用し、世界中で使用できるのもStrymonと似ています。
また、LVL8についている8個の端子のうち2つは、9V・12V・18Vの切替えが可能。
LVL12についても、12個の端子のうち2つは、9V・12V・18Vの切替えが可能です。
更に、LVL8とLVL12には、5V・USB-A端子と5V・USB-C端子もあり、近年の音楽業界のPC・タブレット・スマホ活用も視野に入れてくれているようで、素晴らしいと思います。
万一、大容量のLVL12を持ってしても電源が足りない場合は、LVL12の背面にあるIECポートを使って、更にLVL5、LVL8、LVL12を一つ追加できるようです。
Strymonの良いところを取り入れ、不足しているところを補っているのは、後発の優位性というところでしょうか。。。
機能面も価格優位性もStrymon ZumaやStrymon Ojaiを超えており、今後のパワーサプライの新標準になる可能性もありますね。
サウンドやノイズについての評価はまだ出ていないようですので、今後、要注意でウォッチしていきたいと思います。