Nutube 6P1の威力
週末に少し時間が取れましたので、早速、Ovaltone PREAMPのサウンドチェックを行ってみました。
本格ボードに導入するかどうかを判断するためのPoCです。
もちろん、真空管の代わりにNutube 6P1で作られたエフェクターを弾くのは初めての経験。
弾き始めてすぐに感じるのは、真空管さながらのチューブライクな暖かいクリーンサウンドだということ。
また、Ovaltone PREAMPのクリーンに、Vemuram Jan RayとIbanez / VEMURAM TSV808をのせてみましたが、これがまたかなり良い感じです。
いや、相当にいいです。
アンプシミュレーターとは違うアナログっぽさがあります。
コンパクトエフェクターを使う人は、絶対に買った方が良いのではないでしょうか!
しかし、実はここで重大なミスをしていることに気付いてしまいました。
Strymon IRIDIUMを通して確認しているこのチェック方法では、Ovaltone PREAMPが本来もつ性能を十分に測定できていないのでは?ということです。
ご存知の通り、Strymon IRIDIUMはアンプシミュレート機能として、プリアンプの役割も担っています。
この機能をオフにしないと、正しい評価ができないという訳です。
そこで、代理店サイトでStrymon IRIDIUM USER MANUALを探し、早速、確認してみました。
すると、やはりStrymon IRIDIUMでアンプシミュレート機能をオフにして、キャビネットシミュレートだけをオンにする方法がありました。
設定方法は・・・
- 『ON』フットスイッチを長押ししながら電源アダプターを差して電源を入れる。両LEDが点滅したらフットスイッチを離す。
- 『DRIVE』ノブを設定したモードに合わせる。 Amp バイパス = グリーン、Cab バイパス = アンバー、Normal = レッド
- 『ON』または『FAV』スイッチを押してこの設定から出る。
ということで、『ON』フットスイッチのLEDがグリーンになったことを確かめてから、再度サウンドチェックを開始。
すると、どうでしょう。
特に、Vemuram Jan RayやIbanez / VEMURAM TSV808をONにした歪みが、更に良い感じに聞こえます。
もちろん、個人によって感じ方は異なりますので、実際にサウンドを確認してから購入された方が良いかと思いますが、一聴の価値はあると思います。
実際に、本格ボードに組み込むか、外出しのループに入れて使用するかは、これから考えるとしても、Ovaltone PREAMPの一軍入りは確定です。