全ての基本は電源回り
自宅でリアルなアンプを使うことをやめ、これからはデジタル機材でギターを楽しむスタイルに変更したことから、この度、思い切って電源周りを見直すことにしました。
いくら良い機材や良いセッテイングをしても、電源回りが悪いと、ノイズがでて音質に限界がありますからね。
ということで、まずはシンプルボードのパワーサプライ(DC電源)をStrymonにするところからスタート。
今後は、FM3で構築する自宅システムのボード用AC電源(電源タップ)にも拘っていきたいところですが、なかなか思うような機能・大きさの製品がなく・・・困っています。
一方、自宅の電源は、現在、Sinano GPC-1500Aを使用していますが、自宅用にしてはサイズが大きく重いため、もっと小さくて軽い製品に変えられればいいなぁと思っています。
しかし、こちらはスタジオレベルの製品であり、これに代わる代替品がないというのが目下の悩み。
こちらは小さくて良いものがないかを気長に探していくしかないですね。
ということで、本日は、まずエフェクターボードのパワーサプライをStrymonにしたお話から。
本当は、Strymon Zumaが日本で発売されれば、何の悩みもなかった訳ですが、PSE法の関係から今後も日本での発売はないことが正式に判明したため、割り切ってStrymon Zuma R300を購入することにしました。
しかし、Zuma R300の課題は、容量が若干足りないことと、エフェクターボードに載せると文字が逆さまになってしまうことです。
ノイズ対策やケーブルの取り回しの問題から、パワーサプライはエフェクターボードの左上端に置きたいですが、そうするとどうしてもZuma R300の文字が逆さまになってしまうのです。
事実、T-SQUAREの安藤正容さんのボードもZuma R300の文字が逆さまになったままセッティングされていました。
文字が逆さまの状態でも気にならないという方もおられるかと思いますが、私はどうも気持ち悪く。。。
そこで、頑張って解決策を検討することに。。。
そして、その方法を見つけました。
成せばなるものです。
おそらく、世界で初めて?日本で初めて?何ではないかな?と思っています。
それがこちらの画像です。
Strymonのパワーサプライはノイズが少ないことで折り紙付きですから、文字の向きが正しく見える形でセッティングされれば満足度がさらに高まります。
そして、これが実現したことで、Zuma R300とOjai R30とを組み合わせて、容量不足を解決する一体型のパワーサプライも実現しました。
実は、Zuma R300に電源を供給する電源ケーブルにはACアダプターはありませんが、Ojai R30にはACアダプターが必要なんです。
これが邪魔なんですよね。
しかし、Zuma R300から分配してOjai R30につなぐことで、Ojai R30のACアダプターが不要になるのです。
これで、ACアダプターを使わずに一本の電源ケーブルで、二個のパワーサプライに電源供給が可能になり、エフェクターボードの取り回しやセッティングが極めてシンプルになります。