またもや突然に
キルトメイプルトップのJames Tyler USAは、現在、全てリブド加工が施されています。
ご存知の方も多いと思いますが、これはJames Tyler JapanにはないJames Tyler USAならではの特徴ですね。
ギターの軽さのみならず、生鳴りの良さや、アコースティックなサウンドを引き出す一因になっていると思います。
しかし、実はJames Tyler USAには肋骨型に穴の空いたリブドボディだけでなく、Hollowボディも存在するのです。
Namm Show等で時々お目にかかれますが、滅多に見かけませんので、こちらはあまりご存知ない方も多いのではないでしょうか。
私は、最近、JazzやNeo Soulに興味があるため、このHollowボディのギターも欲しいなぁと前々から思っていました。
そこで、コロナ禍の今年4月に思い切ってオーダーを決行しました。
当時の納期状況からして、最低でも1年半はかかるだろうと呑気に構えていたところ、先月11月中旬にいつもの楽器店さんから「突然ですが、Fire Shmearが納品されました!」との連絡をいただきました。
James Tyler USAにしては珍しく、何と異例の約7ヶ月のスピード納品。
しかし、個人的には「うーん、困った・・・」と言う感じ。
それは、納期が一年近く早まったことで、資金繰りが大変になってしまったからです。
キルトトップは、現在アメリカではなかなか良い材が入手できず、納期がかなり遅れていることは知っていましたが・・・。
いくらShmear系のギターとはいえ、こんなに早く完成するとは・・・。
事実、私より数ヶ月前にオーダーした方のバックオーダーがまだまだたくさんあるそうですから、なぜ私のギターが先に納品されたのかは不明です。
代理店の北原楽器さんでも、もはや納期は全く読めないとのこと。
今回は、Hollowボディにする良い材があったため、たまたま飛び級で納期が早まっただけなのかも?と勝手に理解しています。
さて、今回私がオーダーした仕様は以下のとおりです。
今回もピックアップは、Jimに一任しました。