元旦だからこそ
ANAのAMC修行も、元旦から開始しました。
もちろん、昨年の修業時同様にANA SUITE LOUNGEでくつろいでからの出発です。
しかし、元旦だからと言って、お正月バージョンになっている等のおもてなしはありませんでした。
残念。。。
しかし、元旦ですので、日本酒をいただくことに。。。
運の良いことに「醸し人 九平次」がおいてありました。
高級酒ですから、これは飲まない訳にはいきませんね。
元旦のこの日は、先にJALで4レグの修業(ダイヤモンドメタルの防衛修行)を終えた後のフライト。
しかし、私ももう流石にいい歳。
体力的な問題とコスパを重視し、昨年同様、ANAの修業経路は「羽田と那覇をプレミアムクラスで日帰り」(沖タッチ)をチョイス。
記念すべきANAでの2025年初のプレミアムクラスでのフライトは、以下の2レグでした。
まず、搭乗して最初にびっくりしたのは、昨年までビニール袋に入っていたプレミアクラス専用のスリッパが、剥き出しで置いてあったこと。
さらに付属していたプラスチックの靴べらや収納袋までもが廃止になっていたのです。
CAの方に伺うと、ご希望があればお持ちしますとのことでしたので、お願いしました。
ANAも、ここまでコストを削減しないとやっていけなくなってきているんですね。
本当にびっくり!です。
また、元旦のフライトだからこそ、プレミアムクラスの搭乗で確認してみたかったことがありました。
それは、機内食が通常メニューとどう違うのか?ということです。
まずは往路のメニュー。
- 豆腐団子照り焼き、蓮根挟み揚げ、明太かまぼこ、海老つみれ大根の柚子味噌掛け、日の菜漬け
- 鶏そぼろと糸こんにゃくの金平煮
- 炭火焼きチキンとカルボナーラソース
- スモークサーモントラウトと人参のサラダ
- 鹿児島県産黒豚すき煮
- 蟹三色生姜御飯
- 味噌汁
- 本日の茶菓
どれも通常メニューとなんら変わらず、お正月感はありません。
残念。。。
さらに、2024年の修業で、その味を覚えたANAのスパークリングワイン。
今回も迷わずいただきましたが。。。
どうやら、昨年とは銘柄が変わったご模様。
一口いただくと、以前のような美味しさはなく、これならあえて飲まなくてもいいかなぁ。。。という感じ。
これも原価高騰の煽りを受けた結果なのでしょうか。
一方、那覇空港内はお正月ムード満載でした。
この辺りの季節感への取り組み方は、飛行機会社や各空港で全く考え方が異なるようです。
久しぶりに伺った那覇空港のANA SUITE LOUNGEでは、珍しく「青汁」をいただきました。
実は、今年の目標の一つに「健康に気を使う」ことも掲げている私。
小さいことからコツコツと・・・ですからね。
元旦から、帰りはすっかり遅くなり、最終便の一本前の便。
それでも、大勢のお客さんでごった返していました。
さて、復路のメニューはというと。。。
- 玉子焼き、ピリ辛蒟蒻、ミミガーとんかつ、コーンポタージュポテト、炊き合わせ
- ジーマミー風いんげん豆腐
- 炙りベーコン、豆苗と水菜の和え物
- ブロッコリー塩昆布和え
- かしわのすき焼き煮
- 鮭と十八穀ご飯
- 味噌汁
- 本日の茶菓
こちらも、極めて通常メニュー。
食材の解凍具合もイマイチで、若干まだ凍り気味の部分さえありました。
往路のスパークリングワインで失望した私は、復路では冷たいお茶をいただきました。
いつまで続くかは分かりませんが、健康志向の一環にもなりますしね。
昨年のANAの修業は、お酒と食事が楽しみの一つでしたので、三が日初日で期待していた食事がこうだと、今年の修業は先行き不安かも。。。
ANAの機内食は、既製品が多く、もともとJALほど美味しい訳ではありませんし。。。
もしもこの調子で、これからメニューの質や内容が更に悪化?改善しない?ようであれば、もうANAの修業は今年で終わりにしてもよいかなぁ?とさえ思うほど。
物価や原価が高騰する中、ANAさんも大変だとは思いますが、企業努力でなんとか頑張って欲しい物です。
そして最後はコーヒーでお口直しをしてフィニッシュしました。
ちなみに、CAさんから後でお持ちしますと言われていたプラスチックの靴べらも、結局は渡してもらえずでした。
コスト削減のあまり、本来サービスの質も下がり、ANAのプレミアムクラスの価値が相対的に低下しているのでは?と感じた2025年初回のANAフライトでした。
これなら、JALのファーストクラスの方が圧倒的に良いかなぁ〜。