将来を考える
私は一介のサラリーマン。
妻も体が弱いため専業主婦。
そのため、世帯の収入は決して潤沢ではありません。
会社で出世している訳でもなく、平々凡々な生活を送っています。
しかし、入社から40代までは、平日・休日関係なく早朝から深夜まで仕事づくめの毎日でした。
もちろん、旅行や娯楽などは一切することなく、妻には本当に寂しい思いをさせました。
残念ながら子供を授からなかったため、子供の教育費も必要なく、50代の今になってようやく自分の趣味や夫婦の楽しみにお金を使えるようになりました。
人間、人生のどこでお金を使うかですから・・・。
若い頃、皆が海外旅行や国内旅行、趣味や娯楽、オシャレやデートにお金を使っていた頃、私は毎日仕事でしたので・・・。
帰省や親族の葬儀にすら、まともに参加出来ない日々でした。
年末も31日まで働き、2日の朝からは会社で仕事をしていました。
今なら、時代的にメンタルで倒れているかもしれませんね。
そのため、50代になってから、ようやく親孝行と妻への感謝、自分の趣味にお金を使えるようになり、何とか人生のつじつまが合ってきたような気がします。
とは言っても、急に貧乏性が変わるものではなく、ポイントや無料サービスなどを利用して普段自腹では行けないところに行ったり、損を少なくうまく買い替えることで新しい車やギターなど高価なものを購入しています。
周囲の同僚は、私の年代になると、子供の学費や就職・結婚資金の準備で節約されていることも多いようですので、ある意味気の毒です。
しかし、元来私はそんなに裕福ではありませんので、売ったり買ったりする軍資金もそろそろ底をついてきました。
そのため、これからは老後に備えて安定的な生活に入らねばと思っています。
これから買い替えるものは、基本的に長く使うつもりです。
そのために、良いものをコスパよく買う目も養ってきたつもりですし・・・。
昨年から断捨離を初め、それなりに古いものや使わないものを整理し、なるべくミニマムな生活ができるよう、買い替えを進めてきました。
その甲斐あって、大所は今年いっぱいで完了しそうです。
そうはいっても、まだ夏から冬にかけて、車を始めとした大物製品が数個は控えているのですが。。。
その後は、夫婦二人で慎ましやかな生活をしたいと思っています。
仕事ばかりしていていた時代、振り返ると自分に何も残っていなかったことに気づき、40代後半のある日を境に人生観が大きく変わりました。
仕事はほどほどにしながら、美味しいものを食べて、綺麗なものを見て、気持ちの良い場所に行ける生活に徐々に切り替えていきたいなぁと思っています。
しかし、朝4時過ぎに起きて会社に行く(在宅で仕事を始める?)スタイルは、昔も今も変わらず・・・。
妻からは、我が家はサラリーマンではなく、朝は早いので漁師の家庭、夜は遅いので飲食店の自営の家庭みたいと言われています。
しかし、今は一ヶ月のうち、土日の半分以上は仕事をしなくて良くなりましたので、自分の時間、夫婦の時間がもてています。
来年こそは、当たり前の話ですが、土日はフルに休めるようになると良いなぁ。