巨大ザメ
秩父神社に参拝した後に、埼玉県立 自然の博物館に寄ってみました。
以前から、一度、伺ってみたかった博物館です。
秩父というと、現在は山の中にある町ですが、どうやらこの辺りは、太古の昔、海だった模様。
当時の様子を地層や発掘した化石等から再現した博物館だそうです。
入口の自動扉をくぐると、天井に大きなサメが展示してありました。
メガロドンと言うそうです。
実物大のようですが、これだけ大きなサメがこの辺りを泳いでいたなんて・・・。
口を開けると、骨格はこんな大きさだそう。
発掘した歯の大きさから推定した模型だそうですが、軽く人間が飲み込まれてしまいそう。
ピノキオが鯨に飲み込まれたのと同じ感じでしょうか・・・。
2階に上がる階段のお踊り場に、メガロドン撮影スポットなるものがありました。
そこから写した写真がこちら。
いやぁ〜、迫力ありますねぇ〜。
展示室の中に入ると、まず埼玉の地層について説明がありました。
埼玉県は多様な地層や岩石があり、日本の縮図と言っても良いくらいの充実ぶりだそうです。
秩父鉱山にある多様な岩石も展示してありました。
岩石の断面は宝石のように綺麗なものが多く、しばし目を奪われるほど。
太鼓の昔、秩父は海だったとのことですが、陸地になってからは、かなり大きな生き物が闊歩していたようです。
こちらは、アケボノゾウと言うそうです。
現在、世界に生息しているのはアジアゾウ、アフリカゾウの二種類ですが、これらとは全く異なる種類の象とのこと。
驚き!です。
こちらは、ガリミムス ブラツスと言う、白亜紀末期に生きていた恐竜とのこと。
長い足、長い首、小さな頭が特徴的ですね。
体は軽そうですから、走るのがかなり速かったのではないでしょうか。
こちらは、パレオパラドキシアという1,500万年前の海に生息していた動物だそうです。
なんと、泳ぎも歩きもできる水陸両用の動物。
日本では、秩父の他、岐阜県土岐市からも化石が出土しているそうです。
それにしても、日本の歴史を調べていくのは楽しいですね。
今後も立ち寄った先で、地元地元の博物館を探索してみたいと思います。