水源
小林家住宅も観光するには問題ありませんが、住人の方は、当時どうやって生活水を手にしていたんだろう?という疑問が湧いてきました。
そこで、案内の方から教えていただいた水源のある場所まで、裏手の山道を歩いて向かってみることに。。。
3分ほど歩くと、山の中からポチャンポチャンという音が聞こえてきました。
それがこちらの水源です。
後ろには、夫婦杉と呼ばれる二つに割れた杉が御神木のようにそびえていました。
小林家住宅の別の裏手には、小径もありました。
歩く場合は、この細い道を麓の藤倉バス停から登ってくるのだそうです。
住人の方が住まわれていた頃は、もちろんモノレールなんてなかったでしょうから、生活路としてこの狭い山道を日々登り下りしていたんでしょうね。
昔の人は本当に凄いと思います。
さて、一時間ばかり見学し、次のお客さん達も上がってこられましたので、私たちもそろそろ帰路につくことにしました。
帰りもモノレールを予約していましたので、こちらに乗りこむことに。
しかし、今度はなんと後ろ向きのままで下がっていくとのこと。
えー、あの急斜面を!?
そこで、モノレール最後尾に回り、恐る恐る山の斜面を覗いてみると・・・。
なんと、先の見えないこの急な斜面をバックで降りるそうです。
見なけりゃ良かった。
うーん、ある意味ジェットコースターよりも恐ろしい。。。
しかし、今回は本当に良い体験が出来ました。
都内にこんな素敵な場所があるとは・・・。
次に伺うことがあれば、今度はモノレールではなく、是非とも頑張って自分の足で登ってみたいと思います。
でも、帰りはきっとモノレールでしょうね。