FairWind-Weblog

趣味のギターに加え、美味しいお酒やドライブなど、普段のなにげない日常生活を自然体で綴ったブログです。

James Tyler USA 6th計画(最終回)

クラシカル・モダンなギター

James Tyler USA Classic / 3-Tone Sunburst

James Tyler USA Classic / 3-Tone Sunburst

今回、入手したJames Tyler USA Classic / 3-Tone Sunburstは、一見クラシカルなストラトキャスターに見えますが、実は少し工夫をしてモダンなギターとクラシカルなギターの融合を図っています。

所謂クラシカル・モダンとでも言いますか・・・。

コンセプトとして

  1. 見た目はクラシカルに。
  2. 使い勝手はモダンに。
  3. サウンドはJames Tylerらしさを失わない。

を意識しました。

まさにピックガードをMint Green、パーツ類をPerchmentにしたのも、外見をクラシカルなストラトキャスターに演出するためです。

James Tyler USA Classic / 3-Tone Sunburst

James Tyler USA Classic / 3-Tone Sunburst

また、使いやすさを考え、ペグは最新のHip Shot Lockingにしましたが、ペグボタンはクラシックなVintageタイプをチョイス。

そのお陰もあり、ヘッドを表から見るとクラシックなペグはクルーソンタイプにしか見えません。

James Tyler USA Classic / 3-Tone Sunburst

James Tyler USA Classic / 3-Tone Sunburst

ネック形状も、VEEというJames Tyler USAで最も太いタイプをチョイス。

やはりネックの太さはストラトキャスターサウンドに大きく影響しますから。。。

しかも、VEEはローポジションがソフトVになっていますので、非常に握りやすいのです。

James Tyler USAでClassicをオーダーされる時は、個人的に一推しのネック形状です。

残念ながら、James Tyler Japanでは、本家USAとの差別化から、あえてVEEの製作はしておらず、受け付けてもらえません。

James Tyler USA Classic / 3-Tone Sunburst

James Tyler USA Classic / 3-Tone Sunburst

ピックアップは、James Tyler USAらしさを残しつつ、ピックアップバランスの良いものをとを考えた結果、JTS5500とAngry Retroの組み合わせにしました。

サウンドは、もちろん言うまでまなく、安定の鳴り。

James Tyler USA Classic / 3-Tone Sunburst

James Tyler USA Classic / 3-Tone Sunburst

また、これまで「メイプル指板+3-Tone Sunburst」を組み合わせたストラトキャスターを何台も購入してきましたが、その中でも群を抜く素晴らしさ。

特にアルダー材の杢目やカラーリングも、非の付けどろろがありません。

このギターも、一生もののギターになりそうです。

James Tyler USAでストラトタイプのギターといえばBlack Classicが有名ですが、ここまでJames Tyler USA Classicの作りやサウンドが良いと、王道のBlack Classicも自分なりの物を作ってみたくなりますね。

真剣に考えてみよう・・・かな。