FairWind-Weblog

趣味のギターに加え、美味しいお酒やドライブなど、普段のなにげない日常生活を自然体で綴ったブログです。

ラスベガス出張(番外編)

世界のベストエアラインの実力は

シンガポール航空 / 機内食

シンガポール航空 / 機内食

台風の影響で、予定していた帰りのANA便に乗れなかったため、ロサンゼルス空港で片言の英語で延泊のホテルを予約し、飛行機をキャンセル・変更するなど、大変な思いをしました。

紆余曲折あったものの、なんとか延泊でき、翌日のシンガポール航空で無事帰国することができました。

シンガポール航空といえば、よほど旅慣れているか、アジア圏によく行かれる方でないと、そうそう乗る機会も少ないかと思いますので、この機会に少しレポートしてみたいと思います。

シンガポール航空は、2018年の世界ベストエアライン「エアライン・オブ・ザ・イヤー2018」で1位となった会社だそうです。

カタール航空など、中東のお金のある航空会社がこれまでは独占してきたベストエアラインですが、ワールド・ベストキャビンスタッフ」ランキング2位、「ワールド・ベストビジネスクラス」2位、「ワールド・ベストプレミアムエコノミークラス」3位、「ワールド・ベストエコノミークラス」2位と、シートのランクを問わず世界的に高く評価されています。

シンガポール航空 / 機内食

シンガポール航空 / 機内食

さて、今回ビジネクラスを利用した私の率直な感想を述べてみたいと思います。

まず、何と言っても食事ですが、和食・洋食等の選択肢がなく、いきなり決められた料理が出てきましたので、ちょっとビックリ。

さすがにシンガポール料理の中からいくつかメニューは選べたものの、日本国内航空会社のビジネクラスとは異なる対応でした。

シンガポール航空 / 機内食

シンガポール航空 / 機内食

また、私の場合、パンのお皿は出てきましたが、結局パンは運ばれてこず、最終的にお皿も下げられてしまい、お腹をすかしたまま一晩を過ごしました。

これもちょっと残念でしたね。

料理の質や味も良く、満足度は高かったが故に、もう少しおもてなしの気持ちがあればなお嬉しいかなぁと感じました。

シンガポール航空 / 機内食

シンガポール航空 / 機内食

次に座席についてです。

席の横幅は広く、色も茶系で落ち着いているため快適なのですが、就寝の際、席が真っ直ぐなフルフラットにならず、体を斜めにしないと寝られない所が少し残念でした。

ANAJALビジネスクラスは真っ直ぐフルフラットになりますので、個人的には今後改善して欲しい点の一つかな?と思います。

また、寝るためにシートを倒すのも電動ではなく手動で行わなくてはならず、更にちょっとしたコツも必要でした。

そのため、ほとんどの乗客が自分一人ではシートを倒すことができず、結局はキャビンアテンダントやパーサーを呼ぶ羽目に・・・。

この辺りも残念かなぁと思う点でした。

また、ロサンゼルス空港内のシンガポール航空のカウンターでも色々と揉め事がありました。

最終的にカウンターにいたシンガポール航空の日本人従業員の男性から宿泊代を出すと自主的な申し出があったにも関わらず、現在も尚、そのままになっています。

特段ホテル代が欲しい訳ではないですが、払い出しの手続きをしないなら、ホテル代の申し出をしない方がいいのに・・・とも思いました。

個人的評価

総じて良い航空会社だとは思いましたが、次に日本の航空会社ではなく、あえてシンガポール航空に乗りたいか?と言われると少し微妙です。

やはりサービスは日本国内の航空会社の方が日本人の感覚にあったサービスをしてくれるように思います。

人によって感じ方は様々ですので何とも言えませんが、私は日本の航空会社の方が当たり外れが少ないように感じました。